NFTとは何だろう。経済系の情報誌では話題になっていますが、読んでもよくわからない私のようなクリエイターの方たちに分かり易く説明したいと思います。
NFTとは
唯一無二のトークンのことです。偽造不可で所有証明書付デジタルデータです。
NFT artとは
暗号通貨のNFTとデジタルアートを組み合わせた、唯一無二のデジタルアートです。
つまり暗号通貨とデジタルアートに契約内容が組み込まれたデジタルアートです。
暗号通貨とは
暗号通貨とは、国に依存していないプログラミングをベースにした通貨です。こちらは沢山記事が出ているので“暗号通貨”で検索してみてください。You Tubeでもわかりやすく説明しているものがあるので興味のある方は検索してみてください。
例 従来のストックフォトエージェントの仕組み
例えばですがストックフォトの場合、自身の著作権を守るためにアメリカ著作権オフィスに登録を依頼して販売を始めます。
それとプラスしてストックフォトエージェントが沢山の契約を個別に購買者やクリエイターと結んで、作品が悪用されないように監視しています。
大型のストックフォトエージェントで販売するとグローバルに写真販売が展開されるので、写真家個人で悪用を監視することはなかなか難しいですね。
ストックフォトエージェントは広告宣伝や上記の活動のため手数料の％を差し引いてクリエイターに支払います。
NFT artの仕組み
NFT artの仕組みはNFT artを販売する時に暗号通貨のプログラミングにすでに契約内容を組み込むので、例えば売買が成立して暗号通貨で支払われると諸費用手数料などを引かれた額がクリエイターに返ってくること、プラス コピーが出来ない仕組みです。
またNFTのロイヤリティーは自動的にクリエイターに入ります。
なので、ストックフォトエージェントなどがして下さっている複雑な個々への契約や手間が大幅に省かれ、コピーが出回ることも抑制出来るそうです。
現在話題になっているマーケットプレイスがOpen Seaです。ご興味おありでしたら是非検索して見てみてください。
NFTの問題点
主要なマーケットプレイスから買うときにGAS代という手数料があり、買えなくても3000円から5000円かかるそうです。
そして、買えていないのに買えていますというメールが来ることがあるのだそうです。
売る時にも注意してください一作品を売るのに200ドル以上掛かったという動画もありました。
また暗号通貨で売買するのでどうしてもその暗号通貨の価値の変動に左右されるということです。
そして規制が沢山かかってきていることもあり、アメリカなどの規制がどうなるかにもよるところもあるようです。
現在まだ混乱の中です。
NFTまとめ
今まで複数のプラットフォーム又はマーケットでデジタルアートを売っていたものが一つになり、いまより中間にかかる費用や手間などを省け、クリエイターにもっと還元されるようになればいいなと思います。
クリエイターは生計をたてるのがとても難しい時代から生計をたてられる人が増える時代への希望になって欲しいと願っています。
それでは読んで下さってありがとうございます。
またね～
Suzuko46
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